その高性能っぷりが口コミで話題になり短期間でずいぶん知られるようになった新素材チューブ「Tubolito(チューボリート)」。タイミング悪くその頃にはすでにメーカー在庫が全完売となっていましたが、ようやく再入荷してきました

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Tubolito Tuboroad  ¥4,300(税別)

出てきたときは高価すぎてびっくりしましたが、それに見合った性能があると言い切れます。今は私自身も使用しており、しばらくはこれ以外のチューブを使うことはないだろうと評価しています。主な優れた点は以下の4つです。


①軽い
700c 18-28mm用 バルブ長42mmで重量はたったの38g
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一般的な同規格のチューブの重量は70g〜100gであることを考えるとその差は歴然。使用されているチューブによっては前後で100g近い軽量化というすごい結果になります。漕ぎ出し転がりの軽さは体感しやすいはず。
なお、ブチルにも軽量タイプはありますが、重量と一緒に大切なものを犠牲にしているものがほとんど。
チューボリートのすごいところは従来品から性能を落とさず(むしろ上げて)軽さを実現していることです。


②乗り心地が良い
これが1番体感しやすく効果が大きい部分ではないでしょうか。乗り心地が明らかに向上します。不快な振動の収束が早くチューブレスに近いような感覚です。
メーカーは軽さと高耐久しかアピールしてなかったのでこれは嬉しい誤算。tubolitoの真価は乗り心地の向上効果である!と言ってもいいかもしれません。

③コンパクト
チューボリートはブチルチューブよりはるかにコンパクト。予備として携帯する場合もツールケースを圧迫しないのでありがたいですね。ケースの中で寝かせておくのは少しもったいない気もしますが
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④耐久性は並以上 
いくら「突き刺し耐性はブチルの2倍!」と言われてもペラッペラの見た目は不安を煽るもの。私も同じでした。しかし、すでにtubolitoを装備して2,000km以上、かなり荒れた道や山を含めて走っていますが、パンクは0回。特に問題も起きていないので少なくともブチルより弱いってことはなさそうです。
といっても当然、釘や金属片がタイヤを貫通してぶっ刺さるような場合はふつうに穴が空きます。過信はしないでください。

ちなみに空気圧の減り方はブチルと同程度か、抜けにくいくらいのものです。とても優秀

※注意すべき点
唯一気をつけて頂きたいのはこのチューブはブチルと違って一度伸びたら伸びっぱなしという点です。つまりタイヤにはめる前にタイヤサイズより膨らませすぎてしまうと使用不可になります(あまりやることはないと思いますが)。同様に一度使用したあと、それより小さいサイズ(28cから25cなど)のタイヤには使用できません。

また、バルブがチューブ同様の素材なのでデリケートです。バルブコアのゆるみや空気入れの際の曲がりなどにはご注意ください。
※まれにバルブの根元付近の接着が弱いものが混じっているようです。不具合がありましたら交換しますのでご連絡ください。

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再入荷はバルブサイズ問わず揃っています。すでにハマってしまった方は予備のご購入にも


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ディスクロード専用チューブなんてのもあります。ブレーキングによる熱の心配がなくなるディスク向けに耐久性を少し落としてさらなる軽量化を実現しています。にしても24gて…


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バルブのOリングはリムの外側につけてください。付けたままリム内部に装着される方がまれにいらっしゃるようです。パンクの原因になりますのでご注意ください。

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あらゆる性能を向上させた新世代のチューブです。
チューブでこんなに変わるの?!ときっと驚きと楽しさを味わっていただけると思います。
ぜひこの機会におためしください。

WEBSHOPからもご購入いただけます
"Tubolito  Tubo Road"
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【南船場店】
営業時間:11:00 〜 20:00
TEL:06−7182−2721
e-mail:kandmcycle4@gmail.com
定休日:なし 

【堺 上野芝店】
営業時間:11:00 〜 20:00
TEL:072-247-9914
e-mail:kandmcycle4@gmail.com
定休日:毎週水曜日